DIYを始めたいけど、道具は何から集めたら良いのかわからない。
コロナウイルスによって巣ごもり需要が高まり、そんな中DIYを始められる方も多く、工具について悩んでる方も多いようです。
筆者もそうだったのですがDIY始めるにしても何から揃えたらいいのか、、、分からずにホームセンターに入り浸り、店員さんに話を聞きながらかなりの時間をかけて工具を買い集めた過去があります。
そんな方々が無駄なく早くDIYに取り組めるよう、DIYを始める上で、これだけは無いとキツいよって工具と、これは持っておいた方が便利、始めたばかりでそこまではまだ要らないんじゃない?って工具をまとめていきます。
参考になれば幸いです。
おすすめ電動工具は「DIYにちょうどいい電動工具一覧」を参照してください。
【これからDIYを始める方に】必要工具
ノコギリ
やはりこれは外せないです。
基本的に皆さん、木材をホームセンターで買われると思うので単純な垂直直線カットならホームセンターでカットして貰えます。
ただ、斜めにカットには対応できないですし、端材を再利用したり、ホームセンターでカットしてもらった後も意外と使うことが多いです。
「いや、自分は絶対に自分でカットしない。ホームセンターで全部カットして貰うんや!」と心に決めてしまえば、ノコギリすら要らないんですが。。。w
また、ノコギリで真っ直ぐキレイに切るのはなかなか難しいため、ノコギリと一緒に買っておくと便利なのがソーガイド。
ガイドが有るのとのと無いのでは、カットした後の真っ直ぐ具合が格段に違います。また、垂直カットはもちろん角度をつけたカットにも対応できるため、プロの方以外はガイドも必須工具と言ってもいいです。
電動ドライバードリル
ビス打ちやドリルでの穴あけ、研磨などなど、先端のビットと呼ばれる物を交換することで様々な用途で使えます。
DIYでは数多くのビス打ち、穴あけを行うので電動ドライバードリルは無くてはならない存在。
手動でもビス打ち等出来なくはないですが、かなり大変だと思います。
上記リンク商品は筆者がDIYを始めた頃からずっと愛用している電動ドライバーで、今まで幾つか他の電ドラを試してみたこともありますが、もし壊れてもまた同じ物買おうかなと思っているぐらい使い心地に満足してます。
また、永遠のテーマになってそうな感じですが、初心者はインパクトドライバーとどっちを初めに買った方がいいのか。
インパクトドライバーは名前にインパクトとある通り、回転にプラスして打撃を加えるため、パワーが必要になる時に使われます。
DIYでよく使うSPFや杉などは柔らかい木材なので、そこまでパワーは必要なく、ハードウッドでウッドデッキを作るときに必要になります。
ウッドデッキや小屋を作る予定が無ければ、初めは電動ドライバードリルだけで十分です。
サンドペーパー
仕上がりをキレイにしたり、塗装の下地を整えたりするために必要なのがサンドペーパー(紙やすり)です。
番手と呼ばれる数字が大きくなる程、目が細かくなっていき、仕上がりもその分キレイになっていきます。
木材のサンディング用では120番、240番、400番を持っておくと良いです。ニスを使おうと思っている方は800番も。
120番で荒削り・バリ取りを行い、240番でキレイに整えて塗装するなら塗装し、塗装しない場合はそのまま400番で仕上げを行います。ニスを塗る場合はニス塗りの後、800番で研磨してあげるとキレイに仕上がります。
また、サンドペーパーを使うときに便利なのがペーパーホルダー。
紙やすりを端材に巻きつけて使ったりも出来ますが、ちゃんとした物の方が力も入りやすく、作業し易いです。
差し金、スコヤ
木材を加工する時に鉛筆などで線を引く時に使うのが、差し金やスコヤです。
使い方がそれぞれあったりしますが、初心者にオススメなのはスコヤです。
DIYでよく使われる2×材の寸法もカバーできます。すぐに垂直な線が引け、45°が取れるので、DIY始めるまで知らなかった道具でしたが、使用頻度激高です。
コンベックス
寸法測定に使い、薄い金属の板でできているものがコンベックスです。
正確には、服の採寸等に使う柔らかい素材の物がメジャー、薄い金属でできており、戻す時に手を切りそうで怖いのがコンベックス。普通にメジャーって言ってしまいますけどね。
本格的な外構DIYをやるので無ければ長さは3mぐらいのものでいいと思います。2mでは天井高さが測れなかったりするので、心許ないかなと。
ホームセンターに沢山の種類が置いてあるので自分の好きなデザインを選べばれるといいと思います。
クランプ
木材をカットする時や、ネジ打ちする時などなど、木材を作業台に、または木材同士を固定しておくのに使います。
クランプを使えばその分、押さえておくための手が空いて作業性が上がりますし、手で押さえるよりも頑丈に固定してくれるので、作業中に木材がズレて仕上がりが悪くなったり、最悪ケガするリスクも抑えられます。
小さい物と大きな物、それぞれを4つずつ準備しておけば、ある程度のことには対応可能です。
ちょっとここ押さえといて♪をガチムチゴリマッチョにお願いするようなモノです。クランプがあれば作業効率が高まります。
水平器
水平器は文字通り水平を見るための工具です。
家具等を組み立てるとき、ビス打ちする前に水平である事を確認してビス打ちするという使い方をします。
水平を見る箇所がいくつかあるのはそれぞれ、水平、垂直、45°をみるためです。
物の上におけば水平、物の側面に付ければ垂直、45°のところにおけば45°がそれぞれ確認できます。
水平,垂直が取れているとそれだけでDIY上級者のような仕上がりになります。
手袋
意外と忘れられがちなのが作業用手袋です。
普段は特に手袋がなくても気にしなかったりするのですが、ノコギリやドリルで手を怪我したり、小さいところではささくれが手に刺さったりすると、手袋しておけば良かったと後悔することになります。
また、グリップ力が高まるので、作業の効率も上がりますし、物を落としたりするリスクも低減できます。
大事になってからでは遅いので、怪我のリスク低減、作業効率の向上のためにも、必ず手袋はしておいた方が良いです。
カッコいい手袋をしているとDIYやってる感が滲み出る。格好から入るのも意外と大事や(`・ω・´)
工具箱
最後は工具箱です。
大きさからデザインまで様々な物がありますので、機能やデザイン、サイズ、価格で色々と吟味しながら購入されるといいと思います。
まとめ
初心者がまず揃えたい工具としてご紹介してきました。
ホームセンターに行くと沢山の工具があってついつい欲しくなってしまう事もあると思いますが、大事なのは作りたいものに合わせて工具を揃えていく事です。
便利そうだな、いつか使うだろうで買ってしまうと、結局工具箱の底で眠ってしまうことも多々。
今回紹介した工具以外は少しずつ、その時に本当に使うものを買って充実させていくのがいいです。その方が後悔なく、DIYを楽しめますよ。