どうもこんにちは。
DIY歴6年にも関わらず、ノコギリに関しては未だ苦手意識があるodeです。
木材のカットって皆さんどうされてますか?
手ノコや丸ノコ、自分で切らずにホームセンターのカットサービスを利用する方も多いかと思います。
手ノコでカットしている方に聞きたいです。どうやったらキレイに切れるんでしょうか?
私はDIY歴6年にもなるのに未だに手ノコでまっすぐ直角にカットできません。
が、最近では手ノコを使いたい場面が増えてきたため、これは「何とかせねば」とのことでソーガイドを購入してみました。
今回の記事では「ソーガイドを使えば初心者でもノコギリでキレイにカットできるのか」について書いていきます。
ゼットソーのソーガイドベスト鋸セットを使うメリット/デメリット
メリット | デメリット |
・初心者でもキレイに直角にカットできる | ・ガイドのセッティングが面倒 |
ソーガイドを購入した理由
作業場所が屋内メインに
私ごとですが、DIYをするときはだいたい庭で作業することが多かったんですが、最近、室内用に作業台を作ったため屋内での作業がメインに。(作業台を作った際の記事はコチラ)
木材をカットするのに外なら丸ノコでカットできるんですが、さすがに室内で丸ノコは木くずの舞い上がりが凄すぎて使えない。
(ちゃんとした作業部屋ではなく、将来の子供部屋の一角を間借りしてる形なので、あまり汚せないんですよね。。。)
なので室内でカットするときは、木クズがあまり飛び散らないノコギリで切るしかないか~と。
今まで避けてきたことがあだに
今までは丸ノコでスパッとカットするか、ホームセンターのカットサービスを利用することがほとんど。
なので、ノコギリを使う機会が少なかったため(というか避けてた)、DIY歴6年を超すにも関わらず、いまだにノコギリでキレイにカットできない私です。
キレイに切れる場合もあるんですが、歪んでしまうことが多く、再度切り直したりと、効率が非常に悪い。
大量にカットするなら丸ノコでカットするために外に行くのもそこまで苦ではないですが、1,2本のためにわざわざ場所を移動するのはやっぱり面倒。
やはり室内でカットしたい。
じゃあ文明の利器、世の中には便利なものがたくさんあるではないか、ということでソーガイドさんにお力添えいただこうということになったわけです。
購入したソーガイド
ノコギリで木材をキレイに切断するためのガイド、専用のノコギリがセットになった商品です。
ガイドの隙間にノコギリを挟み込んでギコギコと切断するため、手ブレすることなくキレイに木材をカットできます。
また、45°カットにも対応しているため、木枠を作る時などにも重宝されるガイドとなってます。
セット内容
- ガイド本体(スペーサ×2付き)
- ノコギリハンドル
- ノコギリ替刃×2サイズ
- ダミープレート
- 45°カット金具
- 平行スライダー
なぜゼットソーのソーガイドを購入したか
今回、このソーガイドを購入した理由は以下の通りです。
- ゼットソーのノコギリは何本か持っており、安心感がある
- 写真で見る限り作りがしっかりしてそう。
- カットする角度はほとんど直角なので自由角度設定は不要
- Amazonの評価が★4.5であり、いい商品とのレビューが多い
安心感
ノコギリ界のトップメーカー「岡田金属工業所」のゼットソーシリーズ。
ゼットソーのノコギリはスタンダードな物やクラフト用の物を持っており、自分にとって安心感が。
安物買いの銭失いは嫌なので、変な聞いたことないメーカの物を選ぶよりもやはり、ちゃんとしたメーカの物を選びたかったのが理由の一つです。
作りがしっかりしていそう
あくまでも写真や動画で見た限りではありますが、作りがしっかりしてそうで、使っていく中でガイド自体が歪んだりして使い物にならなくなる心配もなさそう。
材質がアルミのため、軽そうで取り回しも良さそうとの印象だったため。
直角カットがほとんど
普段から木工DIYをメインにしておりますが、基本的にカットは直角。
本当にたま~に角度を付けたカットをしますが、年1回あるかないかぐらいです。
同じゼットソーで角度を自由に設定できるソーガイド(ソーガイドF鋸セット)もありますが、自由角度はほとんど使わない。
また、自由に角度が設定できることで設定の手間と使用中のズレが気になったため、直角と45°しか対応していないがカット角度が固定されているガイドを選択。
Amazonで高評価が多い
Amazonのレビューを見てみると、ちょっと高いと思ったが使ってみると相応の値段だと思った、他のソーガイドよりも使いやすいし精度も高いとのコメント。
実際に、評価:4以上が88%とほとんどの人が満足していると見て取れる
一部低評価のコメントもあるが、ガイドの機能や使い勝手に対する評価ではなく、初期不良によるものかなと。
あまりにも不良品が多いとどうかなと思いましたが、低評価は全体の2%ととても少ない。
不良品に当たったら、それはそれで運命かなと思ってポチリました。
実際にソーガイドを使ってカットしてみる
直角カット
1×4材をガイド有の場合と、ガイドを無しの場合とで、同じノコギリでカットした比較写真です。
見てわかる通り、ガイド無しの場合にはわずかに歪んでいるののに対し、ガイド有りの場合はキレイに直角になってます。
※ガイド無しも結構気をつけて切ったつもりなのに、、、恥
側面から見ると更に一目瞭然。
ガイド無しの場合は完全に斜めになっており、カットした断面を下にして木材を立ててみると。。。
ガイド有りはキレイに立つのに対し、ガイド無しは手を離すと倒れてしまう。
・・・お恥ずかしい限りです泣
45°カット
まずノコギリでカットしたことない45°カット。
ガイド無しでカットしても先が見えてるので。。。今回はガイド有りのみでカットしてみます。
肝心なのはちゃんと45°にカットできているか。
45°にカットした2本を合わせてみると、、、
ほぼ直角(45°+45°)に仕上がってます。
あまり45°カットを使う機会はなかったんですが、今後はDIYの幅が広がりそうです。
使ってみた感想
良かった点
- 気を遣うことなく直角と45°カットができる
- 切り口がキレイ
- ノコギリの切れ味が良い
気を遣うことなく直角と45°カットができる
実際に使ってみて、まっすぐノコギリが入っているかどうかほとんど気にすることなく、直角にカットでき、これであればDIY初心者の方でも簡単にカットできると思います。
ガイド無しだと、ノコギリがちゃんと直角に入っているか三方向から確認しないといけないので、かなり気を使いますし、時間もかかっちゃいます。
その点、ガイドを使えばノコギリを差し込んで使うだけなので、気分的にもラクですね。
ソーガイドを買う一番の目的はやはり、直角に木材をカットしたい。
その目的は十分に果たせますし、45°にもカットできるためDIYの幅も広がるガイドになってます。
切り口がキレイ
ガイドがノコギリの横ブレを抑えてくれるため、切断面もキレイ。
ガイド無しだとどうしてもカットしている最中にノコギリの刃がブレてしまい、切断面がガタガタに。
切断面がキレイだと、木材を組み付けるときにピタッと密着するのでボンドの効きも良くなりますし、仕上がりの見た目もいいですよね。
ノコギリの切れ味が良い
ノコギリのトップメーカー「岡田金属工業所」だけあって、付属のノコギリの切れ味は文句なしです。
カットの途中で木材に刃がか見込むこともないですし、ノコギリ自体も軽くバランスもいいので扱いやすい。
これであればDIY女子でも扱えると思います。
セット品のノコギリなので安物のノコギリなのでは?とちょっと疑ってましたが、いい意味で裏切られました。
セット品ののノコギリは普通にノコギリ単品でも販売されているもので、Amazonでの評価も★4.2。
このノコギリとガイドがセットでこのお値段はなかなかコスパ良しですね。
残念だった点
- セッティングがちょっと面倒
- ガイドをしっかりと固定するには別でクランプが必要
ガイドのセッティングがちょっと面倒
使うノコギリ(大/小)ごとに挿入するスペーサーを取り替えたり、45°カットの時は45°カット治具を取り付けたり。
若干セッティングが面倒だなと。(わたくしかなりの面倒くさがりなので、そう感じるだけかもしれませんが)
ただ、キレイなカット面にするために多少の手間は必要と考えれば、当たり前とも思っております。
固定にクランプが必要
取説上では手で押さえるか、クランプで固定すればより安定しますと書いてますが、手で押さえるだけだと、気を付けていたとしてもカット中にガイドがズレる可能性が。
なのでクランプはあった方がいいと思います。
このためだけにクランプを購入するのはちょっとなぁ~とも思いますが、クランプは色んな場面で活用できますし、小さいものだと500円ぐらいで購入できるので、1本だけでもいいので持っておくと何かと便利です。
よくありそうな質問
DIY初心者でも扱える?
ガイドにノコギリを差し込んで使うだけなのでDIY初心者でも簡単にカットできると思います。
初めのうちはガイドのセッティングに手間取るかもしれませんが、取扱説明書も付属しており、セッティング~カットの仕方まで丁寧に絵つきで書いてあるため、使い方が分からないとはならないでしょう。
また今回、今まで生きてきた中で数えるほどしかノコギリを使ったことがない妻にも使ってもらいました。
時間はかかりましたが、カット面はキレイに仕上がってます。
2本のノコギリ刃の違いはなに?
切る木材のサイズによって使うノコギリを変えます。
ノコギリ(大):木材の厚み10mm~50mmをザクザク切りたい場合はコチラ
ノコギリ(小):木材の厚み2mm~30mmを切断面をキレイにカットしたい場合コチラ
同じ木材(厚さ19mm)を各々のノコギリでカットした写真がコチラ。
写真だと伝わりづらいかもしれませんが、ノコギリ(小)でカットした方が切断面がキレイです。
ノコギリ(大)でカットした方は、ノコギリ(小)よりも切断面は荒いですが、早くカットできます。
ノコギリの刃だけで購入可能?
まだガイドは使いたいけどノコギリの刃が欠けてしまったり錆びてきてしまったら。
その時は替刃だけで購入可能です。
ゼットソーのライフソー265とライフソー175の替刃がそれぞれ単品で販売されておりますので、こちらを購入すればOK。
わざわざもう一回、高いお金を払ってセット品を購入する必要はありません。
厚み方向に傾斜カットはできる?
厚み方向に傾斜カットはできません。
ソーガイドFであれば厚み方向にもカット可能ですが、今回のガイドは平面方向の45°カットのみ。
もし厚み方向に斜めカットをしたい場合は、木材側面部で立ててカットすれば可能ではあります。
合板などの幅が広い木材でも使える?
使えますが、別でスライド用のバーと固定用クランプを用意する必要があります。
合板にスライドバーをクランプで固定し、このスライドバーに沿ってガイドを移動させながらカットすれば幅の広い合板もまっすぐカットできます。
左利きでも使えるの?
左利きの方でも使用可能です。
ガイドの横についてある抑え板を反対側の側面に取り付ければ左利き用として使用可能です。
まとめ
ソーガイドを購入した理由と使ってみて感じたことを書きました。
私と同じようにノコギリでのカットに苦手意識を持っているDIYerの方、これからDIYを始めたいと考えている方。
丸ノコを何も気にせずに使える環境であればいらないと思いますが、そうでなければソーガイドは持っていても損はないでしょう。
切り口がキレイだと作ったものの仕上がりもキレイに。
DIYを楽しむ上でも、こういった便利な道具は効率的に活用していきたいですね。