ブライワックスとオールドウッドワックスの違い

広告 基本作業

【ブライワックス/オールドウッドワックスは何が違う?】人気色で比較した結果は?

2022年5月21日

長い間、DIYerから絶大なる信頼を寄せられているBRIWAX(ブライワックス)

発売から5年ほどしか経っていないが、愛用するDIYerが増えているOLD WOOD WAX(オールドウッドワックス)

どっちがオススメ?そもそも何がどう違うの?何を基準に選んだらいいの?

どっちがオススメかと聞かれると、甲乙つけがたいですが、最終的には環境や好みによるかなぁというところです。

とにかく仕上がりの上質さにこだわりたい方はブライワックス

施工時の臭いを抑えたい方はオールドウッドワックス

本記事ではブライワックスとオールドウッドワックスの違いを紹介しますので、選ぶための基準にしていただければと思います。

それぞれのワックスのスペック情報

ブライワックスとオールドウッドワックス

まずはブライワックスとオールドウッドワックスの価格や取り扱い色などを比較します。

ブライワックスオールドウッドワックス
内容量オリジナル:400ml
トルエンフリー:370ml
350ml
通常価格¥3,800(税抜)¥3,300(税抜)
塗り面積4㎡(1缶あたり)10~15㎡(1缶あたり)
取扱色オリジナル:16色
トルエンフリー:8色
11色
乾燥時間15~30分1~2時間

ブライワックスはオリジナルワックストルエンフリーの2種類のラインナップがあり、トルエンフリーには名前の通りトルエンという物質が含まれておらず、臭いも若干抑えられております。

オリジナルワックス

トルエンフリー

BRIWAX(ブライワックス)
¥3,611 (2024/03/13 23:21時点 | Amazon調べ)

コスパ(内容量・価格・塗り面積)

1缶の通常価格は若干ブライワックスの方が高くはなっておりますが、内容量が多い分、容量あたりの価格の差はほとんどありません

ただ、塗り面積がブライワックスは4㎡、オールドウッドワックスは10~15㎡、とオールドウッドワックスの方が2倍以上の塗り面積。

容量当たりの価格差はないが、塗り面積が大きい分、オールドウッドワックスの方がコスパ良しです。

取扱色

ブライワックスの取り扱い色は16色(トルエンフリーは8色)、オールドウッドワックスは11色、と色数ではブライワックスの方が多い。

ブライワックスの方が同じ色系統の中でも若干の雰囲気違いの色もラインナップされており、自分好みの色を見つけやすいです。

オールドウッドワックスは単純な色数としてはブライワックスには劣りますが、オールドウッドワックスはグレー系のラインナップが豊富。

グレー系は他のワックスでは取り扱いが無く、色あせた古材の雰囲気を出したいときにはオールドウッドワックスは重宝します。

※2022年3月にブライワックスでもシルバーグレーが発売されました。【15年ぶりの新色!!】(まだ試せてないので、手に入ったらレポートします。)

塗装時の取り扱い

どちらも蜜ロウを主成分としたワックスであり、通常は柔らかめの固形のワックス。

塗りやすさやワックスの伸びはどちらも同じです。

ただ、ブライワックスの方は温度が高くなるとほぼ液体になってシャバシャバに。

気を付けないと液が垂れたり、缶をひっくり返すと大変なことになるので取り扱いに注意。

塗装後の乾燥時間はブライワックスが15~30分、オールドウッドワックスが1~2時間。(幅があるのは気温によるため)

待ち時間はブライワックスの方が短く済むため、ブライワックスの方が作業効率は良しです。

各人気色の比較

ブライワックスとオールドウッドワックスの中でも特に根強い人気を誇る以下2色について色感の違いを紹介。

今回確認した色

  • ジャコビアン
  • ラスティックパイン

比較に使用する板

使用する板

色味の比較にはDIYでよく使用されるSPF材と杉材の2種類を使用しました。

それぞれにジャコビアンとラスティックパインを塗り込んで比較していきます。

塗り方は以下のページを参考にしてください。

SPF材

SPFに塗装した場合
 ラスティックパインジャコビアン
ブライワックスあめ色(明るめ)
オールドウッドワックスあめ色(暗め)灰色よりの茶

2色通して、ブライワックスよりオールドウッドワックスの方が色味が暗め

オールドウッドの名前の通り、ブライワックスよりもちょっと古材感が出ます。

ラスティックパインは正直並べてみないとどっちがどっちか分からないぐらいの違い。

ジャコビアンに関しては色味にだいぶ違いがあり、オールドウッドワックスの方は灰色に近いような茶色。

ブライワックスの方が個人的には好みです。

杉材

杉板に塗装した場合
 ラスティックパインジャコビアン
ブライワックスあめ色(明るめ)
オールドウッドワックスあめ色(暗め)こげ茶

SPF材と比べると杉材の方が色付きが良い。

ラスティックパインについては、SPF材と同じく、並べてみないと色味の違いに気づけないレベル

あえて言うのであれば、キレイ目が好きならブライワックス、ちょっとくたびれた感を出したいならオールドウッドワックス。

対して、ジャコビアンの方は明確に違いが。

オールドウッドワックスの方がより濃い茶色(若干グレーの雰囲気もあり)であり、使い分けができそう。

個人的な好みではブライワックスのジャコビアンだが、少し雰囲気を変えたいときにオールドウッドワックスを使えばDIY作品が単調になることもなさそう。

画像では伝わらない違い

ニオイ

実際に使ってもらうとすぐにでもわかりますが、ワックス自体のニオイがブライワックスとオールドウッドワックスでは全然違います。

ブライワックスはガソリンのようなニオイ。ニオイ的に結構強いので隣の部屋まで匂うこともしばしば。

換気は当然必要なので窓を開けて作業してますが、お隣さんに迷惑かけてないか心配になる時も。

対してオールドウッドワックスは、ニオイがほとんどありません

顔を近づけて、やっと臭う程度で、臭いの種類もガソリンのような嫌な臭いではなく、優し目のニオイです。

お子さんがいる家庭や、ご近所さん付き合いが気になる、という方はオールドウッドワックスにした方が安心かと思います。

肌ざわり

肌ざわりに関してはブライワックスの方がしっとりと優しく、オールドウッドワックスの方はブライワックスと比べるとさらっとしている

個人的にはブライワックスが好みで、家にあるDIY作品は大体ブライワックスで塗装していることが多いです。

まとめ

個人的ランキング

今回、ブライワックスとオールドウッドワックスの人気色・ジャコビアンとラスティックパインの比較を行いました。

あくまでも個人見解ですが、お気に入り度としては

1位:ブライワックス(ジャコビアン)

BRIWAX(ブライワックス)
¥3,611 (2024/03/13 23:21時点 | Amazon調べ)

2位:オールドウッドワックス(ラスティックパイン)

ターナー色彩(Turner Color)
¥3,168 (2024/03/16 21:09時点 | Amazon調べ)

3位:ブライワックス(ラスティックパイン)

BRIWAX(ブライワックス)
¥2,480 (2022/06/05 19:11時点 | Amazon調べ)

順位付けはしましたけど、正直どれを使ってもアタリです。

どうしても選べない~って方は、ブライワックス(ジャコビアン)を買っておけば間違いないです。

当サイトでの使用ツール一覧

【Wordpressテーマ】 Affinger6

豊富な機能で、上級者並みのブログデザインに簡単カスタマイズができちゃう有料テーマ。

 Affingerについて詳しく知りたい方はコチラ↓

AFFINGER6(WordPressテーマ)公式サイト

【画像編集ツール】Canva Pro

1億点を超える素材・テンプレートで画像加工・編集ができるオシャレ時短ツール。

Canvaについて詳しく知りたい方はコチラ↓

>>【投稿用の画像加工は何を使ってる?】canvaをオススメする理由


【DIY設計ツール】caDIY

専門知識不要。積み木で図面がかけるDIY設計ツール。

caDIYについて詳しく知りたい方はコチラ↓

>>【簡単DIY作図】積み木感覚で設計できるcaDIYとは?

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ode-DIYer

2児のパパであり、平日会社員、週末DIYer。 普段使いから子育てに役立つ物まで、生活をDIYで豊かにできるような情報を発信していけたらと思っております。

-基本作業