ネットでよく見かける男前ボルトラックですが
「作ってみたいけどボルト切る工具持ってないし」
ということで、諦めていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
そんな方でもおススメ、ボルトラックの作り方を紹介します。
ボルトラックの作り方
寸切りボルトとは
ホームセンターで売られている長~いボルト、寸切ボルトとか長ボルトとか呼ばれるんですが
天井からものを吊ったりするときに使われます。
そんな寸切りボルトを使えば男前なボルトラックが作れるんです。
ただ、問題なのが切断工具を持ってないのにこれをどうやって切るか。。。
実は買ったときにホームセンターで切断することができるんです。
ホームセンターの店員さんに「これ切りたいんですけど」と言えば、切断工具を貸してもらえますし、「切り方わからないです」と言えば、丁寧に教えていただけます。
運よく忙しい時でなければ、店員さんによっては切っていただけることもあります。
筆者も初めて借りた時は、店員さんが切り方を教えていただきながら、何本か切ってもらいました。
(全部切りましょうかと言われましたが、自分でできるようになりたかったので途中で交代してもらいました)
また、切断したときにネジ山が荒れてナットが入らないといったことを防止するため、切るときには、ナットを一緒に買っておき、使う側のボルトにナットを1つ取り付けておいた方がいいです。
切った後にナットを切り口側から外すことで、ネジ山の修正やバリの除去ができます。
必要スキル&工具
必要スキル
切断スキル | 不要。ホームセンターにお任せ♪ |
接合スキル | (接合作業無し) |
塗装スキル | あれば自分好みにアレンジ可能。なくてもok♪ |
穴あけスキル | 初級。電動ドリル等で穴があけられればok。綺麗な真っすぐな穴でなくてもok。 |
必要工具
- 電動ドリル(電動ドライバー)
- 10mm木工ドリルビット
おすすめ電動工具は「DIYにちょうどいい電動工具一覧」
DIY初心者の方は「【これからDIYを始める方に】必要工具、便利工具をご紹介。」も参考にして下さい。
材料
- 寸切ボルト w3/8 2m:1本
- 集成材 18mm×300mm×1820mm:1枚
- 六角ナット w3/8 :24個
- 丸ワッシャー w3/8:24枚
設計図
完成図
木取り図
作り方
①集成材および寸切りボルトをホームセンターで購入時にカットしてもらいます。
②板の四隅(端から2.5cm)に墨付けします。集成材3枚共に同じように墨付けします。
1mm単位で正確に同じところに開けなくても大丈夫です。
穴位置が板毎でズレすぎると、ボルトが入らなくなってしまうので注意が必要です。
③10mmの木工ドリルビットで墨付けしたところに集成材3枚共に穴を開けていきます。
【参考情報】
使うボルトの太さはW3/8といってウィット(インチ)規格のものです。W3/8=約9.5mm
W〇〇は1インチ(25.4mm)を基準とした割合を示しており、W3/8の場合、25.4×3/8=9.525mmとなります。
④木材をサンディングします。
⑤寸切りボルトに板を1枚通し、上下からワッシャー・ナットを取り付けます。
上から順にナット、ワッシャー、木材、ワッシャー、ナットとの順番になります。
⑥4本ともに木材にボルトを通し、ワッシャー、ナットで固定していきます。
⑦3枚とも板を取り付ければ完成です。
棚が揺れる場合は、スパナなどでナットをきつく締めると改善します。
足が浮いてがたつく場合は、ボルト・ナットの位置を調整する必要がありますが、高ナットを使うと簡単に調整できます。
アレンジ集
棚自体のサイズや板材質、ボルトを変更したアレンジ集を以下にまとめておりますのでご覧ください。