DF333D_実機レビュー

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【実機レビュー(動画あり)】マキタDF333DSHS/DF333DSHX-電動ドライバドリル

2022年7月10日

どうも。ode(@ode-DIYer)です。

今回はマキタの電動ドライバドリル『DF333D』についてレビューしていきます。(DF333DSHSはバッテリー1個/DF333DSHXはバッテリー2個とのセット品)

10.8V電ドラの中では安価であり、DIY初心者でも手を出しやすい『DF333D』。

性能としてはDF033Dとほとんど同じですが、違いはチャック仕様がワンスリーブ式になっている点。(DF033Dは六角軸ビット)

ストレートシャンクを既に持っていて、コスパが良い電ドラをお探しの方に選択肢の一つになる商品となってます。

メリットデメリット
・価格が安い
・DIYに十分なパワー
・ストレートシャンクと六角ビットの両方が使える。

・同性能のDF033Dより若干価格が高い
・ハードウッド施工にはちょっとパワー不足
・動作音が若干大きめ

まずは『DF333D』について

基本スペック

まずは、『DF333D』の基本スペックから確認しておきましょう

項目内容
最大トルク28N・m
バッテリ10.8V(スライド式)
クラッチ20段+直結
速度切替有り(2段階)
回転速度調整無段変速
回転方向正転・逆転
チャック仕様ワンスリーブ
ネジ締め本数130本(Φ4.1mm×38mm)
LED有り
ブレーキ機能有り
質量1.1kg(バッテリー込)

購入したDF333D

今回購入したのは電ドラ本体のみの『DF333DZ』。

バッテリーを持っていない方は『DF333DSHS』か『DF333DSHX』を購入するよう注意ください。

  • 本体
DF333D-本体

適合バッテリーについて

DF033D適合バッテリー

DF333D』に適合するバッテリーは以下の通り。

  • BL1015 (10.8V-1.5Ah)
  • BL1020B  (10.8V-2.0Ah) 残量表示付き
  • BL1040B (10.8V-4.0Ah) 残量表示付き

「Ah」はバッテリーの容量を示しており数値が大きいほど、持ちが良くなる反面、上の画像の通り、サイズは大きくなります(当然重さも)。

上記バッテリーは他の電動工具とも共用でき、全部で120モデルと互換があります

総合カタログ/株式会社マキタ (makita.co.jp)

インパクトドライバーやクリーナーなど他の工具とバッテリーを共用し、電動工具本体だけ購入する。

のが、お買い物上手ってわけです。

バッテリーは高価だから、同じバッテリーの工具を揃えるのが経済的♪

価格

以下は10.8Vのマキタさんの電ドラ定価です。

型名DF333DDF033DDF332DDF030DF330D
定価本体のみ¥10,80¥8,800
(-¥2,000)
¥17,500
(+¥7,700)
¥8,400
(-¥2,400)
¥11,100
(+¥300)
セット¥25,80¥23,800
(-¥2,000)
¥39,300※
(+¥13,500)
¥24,300
(-¥1,500)
¥27,000
(+¥1,200)

カッコ( )内の数値はDF333Dとの差額。セットはバッテリー×2、ハードケース。
※DF332Dのセットのみ、バッテリーが4.0Ah。その他は1.5Ah。

DF333Dの機能

クラッチ機能

トルク(ネジを締める力)の最大値を設定できる機能。

DF333D』では20段のトルク設定が可能で、木材の材質やネジの長さに応じて適切な値に設定します。

「ドリルマーク」(直結)にリングを合わせると、クラッチ機能が解除されるのでドリルを使う際は「ドリルマーク」合わせて使います。

変速機能

DF333D』には回転速度を調整する機能として、速度切替(2段階)と無段変速の2つがあります。

速度切替(2段階)

本体上部スイッチで回転数を2段階(高速/低速)に切替可能。

無段変速

トリガーを引く力によってビットの回転数を調整できる機能。

ネジの打ち始めはトリガーを弱めに引いてゆっくり打ち込み、ある程度ネジが入ったらあとはトリガーを強く引いて一気に打ち込む。

この機能がないと、停止か最大速度の2種類しかないので、非常に扱いづらい電ドラに

最近の電ドラでは当たり前の機能となってますが、どこぞのメーカーか分からない激安品だとなかったりするようです。

正転・逆転機能

電ドラを握った手の親指と人差し指付近にあるスイッチでビットの回転方向をワンタッチで切り替えられます。

初めのうちはなかなか慣れないのでスイッチを見ながら設定しますが、慣れてくるとスイッチを見ずにカチカチ切替ができるように。

こなれてる感が出しやすいスイッチ。(笑)

ネジを締める/緩めるの他に、ドリルで穴を開けた後、ドリルを抜く時に逆回転させながら抜くと簡単に抜けるため、よく穴あけするよって人はカチカチ、カチカチ、カチカチ。

結構このスイッチ切替が楽しくて無駄に切り替えたりしちゃうんですよね。

スイッチを中間位置にしておくとトリガーにロックが掛かるため、使わない時は中間位置にしておくと良いです。

LED

DF333D-LED

ビット先端方向を照らしてくれるLED。

DF333D』ではLEDを埋め込んだだけの形でちょっと安っぽい感じ。

ただ機能的には問題ないので、あくまでも見た目だけの話ですね。

実際に使ってみる

実際に木材へのネジ打ちと穴あけをしてみます。

使用木材作業サイズ評価

SPF
(ソフト)

下穴あけΦ3mm
(快適)
ネジ締め

Φ4.2mm×65mm


(快適)
Φ4.8mm×90mm
(問題なし)
穴あけΦ21mm穴
(快適)
ウリンネジ締めΦ4.2mm×45mm
(できはするけど)
穴あけΦ10穴
(快適)

SPF材(2×4):ソフトウッド

まずはDIYでもよく利用されるSPF材。材質は柔らかめで加工しやすい。

ネジを打つにも、ドリルで穴を開けるにも、それなりのパワーで十分。

下穴開け

ドリル径:Φ3.0mm

SPFへの下穴あけは特に問題なし。
ガシガシあけていきましょう。

ネジ締め

使用したネジ:コーススレッド(Φ4.2×65mm)


使用したネジ:コーススレッド(Φ4.8×90mm)

性能はDF033Dと同じのため、やはり90mmと長いネジではちょっとパワー不足感が。

穴あけ

ドリル径:Φ21mm

穴あけはやっぱりお手の物。

ウリン:ハードウッド

ウッドデッキによく使用される木材。

別名アイアンウッドと呼ばれるほど硬い木材で、加工・ネジ打ちには相当のパワーが必要になる。

ネジ締め

使用したネジ:コーススレッド(Φ4.1×45mm)

入りはするけど、モーターにだいぶ負荷がかかっている印象。

穴あけ

ドリル径:Φ10mm

このぐらいの穴径ならハードウッドでも穴あけ可能。

使ってみた感想

パワー(トルク)はDIY用途としては十分

DF333D_トルク値

DF333D』の最大トルク値は28N・m。(カタログ値)

実際に使ってみた感じではハードウッドを施工したり、90mmほどの長いコーススレッドを打つなどをしなければ十分なパワーをお持ち。

パワーが強すぎると初心者の方やDIY女子の方には扱いにくかったりするため、結構ちょうどいいトルク値かなと感じてます。

軽量・安定した手持ち感

DF333D_重さ(バッテリー1.5Ah)

バッテリーを装着したときの重さは1090g、DF033Dと比べると130gほど重くなってます。(ドリルチャックの分ですかね)

グリップの形状や材質は他(DF033DDF332D)と同じとなっており、安定したグリップ感。

ちなみに4.0Ahの大容量バッテリーを装着すると1260gと結構重くなってしまいます。

さすがに4.0Ahのバッテリーを装着した奴は持ちたくないかな~

騒音値はちょっと高め

空転時の騒音値は87dB。※当ブログ調べ

夜の作業はさすがに苦情がきそうですが、日中であればそこまで気にしなくていいレベルにはなってるかと思います。

どうしても騒音が気になる方はDF030Dがオススメ。

DF333D_騒音値

メリット/デメリット

以上、各機能と使ってみた感想からメリット・デメリットをまとめると

メリットデメリット
・価格が安い
・DIYに十分なパワー
・ストレートシャンクと六角ビットの両方が使える。

・同性能のDF033Dより若干価格が高い
・ハードウッド施工にはちょっとパワー不足
・動作音が若干大きめ

ラインナップ

DF333D』の商品ラインナップは3種類。

本体のみの『DF333DZ』で既に10.8Vスライドバッテリーを持っている方向け。

本体・バッテリー(1個)・充電器・ソフトケースがセットになった『DF333DSHS』で一般的なDIYerにオススメ

本体・バッテリー(2個)・充電器・ハードケースがセットになった『DF333DSHX』でハードな使い方をするDIYerにオススメ

商品型式DF333DZDF333DSHSDF333DSHX
バッテリー1個(1.5Ah)2個(1.5Ah)
充電器
ケースソフトケースハードケース
その他(+)ビット(+)ビット(+)ビット
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まとめ

ということで今回は10.8V電動ドライバドリルの中でコスパ良しの『DF333D』をレビューしました。

ストレートシャンクをお持ちの方、ハードウッドを扱うなどパワーが必要になる作業の予定が無い方にオススメできる電ドラ。

ただ、性能が同じでチャック仕様が違うDF033D(六角軸チャック)よりも2,000円ほど価格が高い。

そのため、使いたいビットの仕様(ストレートシャンク or 六角軸)でDF033Dと選択したらいいかと思います。

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ode-DIYer

2児のパパであり、平日会社員、週末DIYer。 普段使いから子育てに役立つ物まで、生活をDIYで豊かにできるような情報を発信していけたらと思っております。

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