DS12DA_実機レビュー

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【実機レビュー(動画あり)】HiKOKI製_DS12DA_電動ドライバドリル

2022年7月13日

どうも。ode(@ode-DIYer)です。

今回はHiKOKIの電動ドライバドリル『DS12DA』についてレビューしていきます。

プロ向けの電動ドライバドリルとしては最も安価な『DS12DA』。

最も安価とはいったものの、基本的にDIYの中で性能面で困ることはないと思います

が!!!DIY向けのFDS12DALと姿形と性能とほぼ同一なのに、『DS12DA』の方が価格が高い。

実際にどちらも使ってみて感じた差は、「色」。ぐらい。。。

ということで、『DS12DA』はどんな人にオススメかというと。。。

FDS12DALと同じ性能でも十分だけど、DIY向けってなんか信用できないよね。

とか、HiKOKIといえば緑、それ以外は認めん!!

という人。なかなか幅の狭いところになりそうです。

各型名をクリックすると本ブログ内のレビュー記事に飛べますので、他の機種のレビューも参考にしてください。

メリットデメリット
・価格が安い
・DIYには十分なパワー
・プロ向けを持ってる自信
・FDS12DALと同性能だけどDS12DAの方が高い
・長時間作業だと腕が疲れる

まずはDS12DAについて

基本スペック

まずはさらっと、『DS12DA』の基本スペックから確認しておきましょう

項目内容
最大トルク38N・m
バッテリ10.8V(スライド式)
クラッチ20段+直結
速度切替有り(2段階)
回転速度調整無段変速
回転方向正転・逆転
チャック仕様キーレスチャック
ネジ締め本数55本(Φ5.8mm×45mm)
LED有り
ブレーキ機能有り
質量1.1kg(バッテリー込)

購入した『DS12DA(NN)』

DS12DA_セット内容

今回購入したのは『DS12DA(NN)』で、電ドラ本体のみの商品です。

バッテリーは他のセット品の物を流用するため、今回は本体のみ。

バッテリーも必要という方は、『DS12DA(2ES)』(バッテリー2個付き)や『DS12DA(ES)』(バッテリー1個付き:Amazon限定)がオススメです。

フリマアプリで『DS12DA(2ES)』等のタイトルで出品されてたりしますが、中にはバッテリーは付属してないものもあるので注意です。フリマアプリで購入の際は、タイトル(型名)だけでなく商品説明欄も良く読むようにしましょう。

  • 本体
DS12DA_本体
  • 取扱説明書
DS12DA_取扱説明書

適合バッテリーについて

DS12DA_適合バッテリー

DS12DA』に適合するバッテリーは以下の通り。

「Ah」はバッテリーの容量を示しており数値が大きいほど、持ちが良くなる反面、上の画像の通り、サイズは大きくなります(当然重さも)。

HiKOKI10.8Vバッテリー互換
WEBカタログ - HiKOKI(ハイコーキ) (hikoki-powertools.jp)

HiKOKIの10.8Vスライドバッテリーは上の画像の通り他の電動工具とも共用でき、全部で10数モデルと互換があります

(上記画像の内、『DS12DA』で使うバッテリーと互換があるのは右半分。これらにプラスしてDIY向けが入ってきます)

インパクトドライバーやクリーナーなど他の工具とバッテリーを共用し、電動工具本体だけ購入する。

のが、お買い物上手ってわけです。

バッテリーは高価だから、同じバッテリーの工具を揃えるのが経済的♪

価格

以下はHiKOKI10.8Vバッテリーが使える電ドラの定価です。

型名DS12DAFDS12DALDB12DDDS12DD
定価本体のみ¥12,300¥8,800
(-¥3,500)
¥17,000
(+¥4,700)
¥19,000
(+¥6,700)
セット¥25,800¥17,900
(-¥7,900)
¥37,300※
(+¥11,500)
¥39,300※
(+¥13,500)

カッコ( )内の数値は『DS12DA』との差額。セットはバッテリー×2、ハードケース。
FDS12DALと『DS12DA』のセットバッテリーは1.5Ah。DB12DDとDS12DDのセットバッテリーは4.0Ah。

DS12DAの機能

クラッチ機能

20段のクラッチ設定機能を搭載。

木材の材質やネジの長さと太さに応じて細かく設定できます。

変速機能

DS12DA』はビットの回転速度を調節する機能として、速度切替スイッチと無段変速の2つを搭載。

速度切替(2段階)

本体上部スイッチで回転数を2段階(高速/低速)に切替可能。

高速設定で0~1,400rpm、低速設定で0~350rpmとちょっと回転数は少な目。

作業効率的には他の10.8V電ドラと比べてちょっと劣る感じですね、

無段変速

正転・逆転機能

ビットの回転方向を切り替えるスイッチ。

DIYではネジ締めと同じくらいネジを緩める機会があるため、なかなか使用頻度が高いスイッチです。

この『DS12DA』の切替スイッチですが、設定した感触がちょっとヌルっと。

マキタ電ドラやHiKOKIの電ドラでもDS12DDやDS12DBでは切り替えたときに「カチッ!」と、しっかりした感触があるのに対して、『DS12DA』では「ぽふ」ぐらい。

機能的に問題があるわけでは無いので、好みの話だけですが。

感触が柔らかい方が設定しやすくて良い

個人的にはしっかりとした感触があった方が好みだけど。

個人的にはしっかりとした感触があった方が好みですが、切替に力がいらない分DIY女子にはありがたいかもです。

LED

DS12DA_LED

他のHiKOKI電ドラと同じく足元にLEDを搭載。

FDS12DALと同じく、トリガーを引いてるときのみ点灯し、トリガーを離すとすぐに消えます。

DS12DDやDB12DD、マキタ電ドラではトリガーを離しても10秒ぐらいLEDは点灯したまま。

実際に使ってみる

実際に木材へのネジ打ちと穴あけをしてみます。

使用木材作業サイズ評価

SPF
(ソフト)

下穴あけΦ3mm
(快適)
ネジ締め

Φ4.2mm×65mm


(快適)
Φ4.8mm×90mm
(できはするけど)
穴あけΦ21mm穴
(快適)
ウリンネジ締めΦ4.2mm×45mm
(できはするけど)
穴あけΦ10穴
(快適)

SPF材(2×4):ソフトウッド

まずはDIYでもよく利用されるSPF材。材質は柔らかめで加工しやすい。

ネジを打つにも、ドリルで穴を開けるにも、それなりのパワーで十分。

下穴開け

ドリル径:Φ3.0mm

ネジ締め

使用したネジ:コーススレッド(Φ4.2×65mm)


使用したネジ:コーススレッド(Φ4.8×90mm)

90mmだとちょっとキツめ。

穴あけ

ドリル径:Φ21mm

この穴径なら全然問題なし!

ウリン:ハードウッド

ウッドデッキによく使用される木材。

別名アイアンウッドと呼ばれるほど硬い木材で、加工・ネジ打ちには相当のパワーが必要になる。

ネジ締め

使用したネジ:コーススレッド(Φ4.1×45mm)

入りはするけど、なかなかモーターに負荷がかかってる印象。

穴あけ

ドリル径:Φ10mm

この程度なら全然いけますね♪

使ってみた感想

パワー(トルク)はDIY用途としては十分

DS12DA_トルク値

DS12DA』の最大トルク値は38N・m。(カタログ値)

実際に使ってみてカタログ値ほどのパワーは感じないですし、DS12DDやDB12DDと比べてパワーは劣る印象。

それでも動画で紹介した通り、通常のネジ締めや穴あけには十分なパワーなのでDIY用として持っておく電ドラとしては悪くない。

が、FDS12DALと大差ない感じですし、これならFDS12DALの方が価格も安いし、いいんじゃないのと思います。

グリップ感は悪くないが、長時間作業は。。。

DS12DA_グリップ感

グリップ感はさすがのHiKOKI。ストレスなく持てるし、ソフトラバーの感触も良い。

DS12DA_質量

バッテリーを装着したときの重さは1122g、FDS12DALと比べると10gほど重たいが誤差レベル。

持っているとヘッド部分に重さを感じるため、長時間の作業だと腕に疲れを感じやすい。

軽さと疲れにくさを求めるならDB12DDがオススメ。

動作音は静か

空転時の騒音値は79dB。※当ブログ調べ

DIY向けの「FDS12DAL」と同レベルであり、10.8V電ドラの中では静かな方。

ご近所さんへの騒音が気になる方にとってはありがたい。

メリット/デメリット

以上、各機能と使ってみた感想からメリット・デメリットをまとめると

メリットデメリット
・価格が安い
・DIYには十分なパワー
・プロ向けを持ってる自信

・FDS12DALと同性能だけどDS12DAの方が高い
・長時間作業だと腕が疲れる

ラインナップ

DS12DA』の商品ラインナップは以下の通り。

DS12DA(NN)』:本体のみ

DS12DA(ES)』:本体とバッテリー(1個)、充電器、ハードケースのセット ※Amazon限定品

DS12DA(2ES)』:本体とバッテリー(2個)、充電器、ハードケースのセット

商品型式

DS12DA(NN)DS12DA(ES)DS12DA(2ES)
バッテリー1個(1.5Ah)2個(1.5Ah)
充電器
ケースハードケースハードケース
その他(+)ビット(+)ビット(+)ビット
商品リンク Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo

まとめ

ということで今回はHiKOKIのプロ向け電動ドライバドリル『DS12DA』をレビューしました。

冒頭に書いた通り、DIY向け『FDS12DAL』との違いはほとんどないため、「DIY向けはなんか信用できない」、「HiKOKIは緑以外認めん!」という方以外は『FDS12DAL』でいいのかなと。

あとは、他の電動工具もHiKOKIで揃えていきたい方は、緑で統一した方が統一感はでますかね。

はい。以上です。

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2児のパパであり、平日会社員、週末DIYer。 普段使いから子育てに役立つ物まで、生活をDIYで豊かにできるような情報を発信していけたらと思っております。

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