子供がテレビを叩いたり揺らしたりして、テレビが倒れてきそうで、ヒヤヒヤしたりすることありませんか?
消費者庁によると家具やテレビの転倒による怪我の約8割は6歳以下の子供だとのことです。最悪のケースもあると。。。
こういった事故を起こさないために対策したいけどどうせならオシャレにしたい。
そんな方にオススメなのが壁掛けテレビです。実際に筆者が壁掛けにした方法を紹介します。
壁にネジを打ち込んだり、穴を開けたりしていないので、業者にお願いしたりすることなく、賃貸でもできる方法になっております。
写真を撮っていなかったのでほぼイメージ図になりますが、参考になれば幸いです。
材料
テレビ用
- 壁掛け金具
柱用
- SPF 2×4材:2405mm×5本
- SPF 2×4材:240mm×2本
- SPF 2×4材:362mm×6本
- SPF 2×4材:162mm×6本
- スリムスレッド(75mm):48本
- ラブリコ:5個
- ハードロックナットM10:5個
前板用
- 杉板:15mm厚×105mm幅×長さ1500mm×15枚
- 杉板:15mm厚×105mm幅×長さ300mm×8枚
- スリムスレッド(45mm):76本
棚板用
- 杉板:15mm厚×105mm幅×長さ300mm×2本
- SPF 1×4材:50mm×4本
- アイアンペイント(黒)
- L字フック
- L字フック取付ネジ
その他共通材料
- 水性ステイン(ウォルナット)
- ブライワックス(ラスティックパイン)
壁掛け方法
板塗装
①水性ステイン(ウォルナット)を塗装後、ブライワックス(ラスティックパイン)で磨きます。2×4材、杉板をすべて塗装します。
ブライワックスの塗り方は以下参考にしてください。
柱取付
①ラブリコの手回しナットをハードロックナットに取り替えます。
定期的にラブリコが緩んでいないか確認するためには前板を外す必要があり手間がかかるため、なるべくナットが緩まないよう、ハードロックナットに変更してます。
②2×4材にラブリコを取り付け、立てかけて固定します。
筆者宅の天井までの高さは2500mmだったので、2×4材の長さは2405mmとなってます。
③柱の間に補強用として2×4材をねじ止めしていきます。間隔が広い方に長さ362mmの2×4材、間隔が狭い方に162mmの2×4材です。
また、前板を張る際に上2枚の板がラブリコに干渉するため、固定用に240mmの板を固定しておきます。
壁掛け金具取付
前板張り
①完成時にビスが目立たないように、ビス頭をラッカー(茶)で塗装ししておきます。(写真は組付け後の写真です。遠目にみたらビスはほとんど分かりません)
初めから塗装されているビスも売ってあるので、ラッカーを今後使う予定がない方はそちらの方がお得だと思います。
②前板をビス止めで張っていきます。5本の柱のうち、両端の柱にビス止めします。上2枚についてはねじ止め箇所にラブリコがあるため、横に取り付けた2×4材に固定します。
壁掛け金具が干渉するところは長さ300mmの板を使用します。
板を張るときは、前板の間に隙間間隔の厚みを持った板を両脇に挟んでからビス止めしていくと綺麗に張れます。
筆者の場合、隙間6mmが最適だったので、6mm厚の板を挟んで作業しました。
【隙間間隔の決め方】
{(板を張る箇所の高さ)-(板幅×板枚数)}/(板枚数-1)
{2105mm-105mm×19枚}/(19-1)
=(2405-1995)/18 =108/18=6mm
TV取付
①壁掛け金具にTVを取り付けて、配線を繋げばひとまず壁掛けTVとしては完成です。
※ちなみに前板を真っすぐ張るイメージも作っていたのでアップしておきます。
棚板作成
棚板は、L字フックを加工して可動式にしており、前板隙間にどこでも引っ掛けられるようにしてます。
③三角の板をアイアンペイントで塗装します。
⑤L字フックの引っ掛け側を金ノコで切断します。
⑥L字フックを棚板の後ろにネジ止めします。
筆者はL字フックを茶色のラッカーで塗装しましたが、結局見えない箇所になるので、塗装不要でした。。。
⑦前板の隙間に棚板を取り付けます。
完成
棚板に飾りを置いたり、S字フックで小物を吊るしたりすれば完成です。
まとめ
テレビを壁掛けにしたおかげで、テレビだけでなく小物類も子供に触られることが無くなり、ヒヤヒヤすることも無くなりました。
子供がテレビを倒しそうで怖い、地味にストレスを感じているという方は、是非、壁掛けテレビにしてみてはいかがでしょうか。